■クリソベリル/Chrysoberyl
クリソベリルは、火山石の一種であるペグマタイトや変成石と一緒に採石される石で、その名称の由来は
ギリシャ語の「chrysos (金)」とベリル(緑柱石)の名称のもととなった「beryllos(宝石)」からきています。
クリソベリルの中にはキャッツアイ効果のある石もあり、一般的にキャッツアイといえば、クリソベリル
キャッツアイのことを指します。また、アレキサンドライトはクリソベリルの中で変色効果のある石のこと
なのですが、同じ鉱石ということは一般的にはあまり知られていません。
オレンジや茶色、まれに無色のものなどもありますが、黄色から黄緑色をしたものが価値としては
高く評価 されています。硬度が高いため、傷つきにくいことから普段使いにも好まれている石です。
クリソベリルでファセット カットされたものは大変きれいな輝きがあり、宝石としての美しさを十分備えています。
そのクリソベリルが脚光を浴びたのは、19世紀後半のヴィクトリア女王時代 後期です。
イギリスが一番繁栄を極めた時代といわれ、当時の貴族や大衆の間で、今でいえばファッションリーダー的
存在だった女王が身につけた多くの宝飾品に、クリソベリルが使用されています。
クリソベリルは邪念や邪気といったマイナスエネルギーから守ってくれる効果が強いといわれています。
また、予言の才能を開花させる力を持つともいわれています。このことから、身を守ってくれるといよりも、
危険を察知して無意識に避けることができる…と表現するのが正解なのかもしれませんね。
直感力が増す効果も挙げられますが、これも”予言の力”から派生したものだと捉えて問題ないでしょう。
精神的・肉体的成長を助け、自然体でいることで周囲にも和をもたらす存在へと導いてくれる石といわれています。
豊かな生活、幸せな生活を手にするための道を指し示してくれる役割も果たしてくれるでしょう。
クリソベリルは、魔除けとしての効果があるとされていますから、普段から身に付けておくのに
ふさわしい宝石とも言えます。
〜クリソベリルのヒーリングパワー〜
・予言の力を開花させる
・直感力を育む
・邪気・邪念から身を守る
・幸福への道を正しく選択できる
・優しさ、聡明(そうめい)さ
産地
・ブラジル:ミナスジェライス ・ロシア:ウラル ・マダガスカルなど
■ペタライト
ペタライトは天使とのつながりを促すことから「天使の石」として知られています。
最近大変人気のあるニューエイジストーンのひとつです。
不透明なペタライトもありますが、透明なほうがハイオクターブな澄んだ波動を感じます。
クリアーなペタライトはあらゆるレベルのネガティブなエネルギーを無力化すると言われています。
1800年に命名された、リチウムとアルミニウムを含む珪酸塩鉱物で、1817年にはじめてこの石からリチウム元素が
発見されたことでも有名です。
高く純粋な波動を持ち、宇宙意識を受け入れる用意があります。霊的な浄化を助けます。保護作用のある石で、瞑想と
同調を促進します。非常に穏やかな清らかな霊的次元へあなたを導きます。
霊的次元では、原因を突き止めて変化させることが可能です。
機能不全が生じる前の時間に戻ることができるため、先祖や家族のヒーリングには特に有効です。
ペンダントやイヤリングなど必要に応じて身につけると、とても良いお守りになってくれます。
〜ペタライトのヒーリング効果〜
○身につけた者にエネルギーを与え、身体を活性化させる
○トラウマや心の不安を解消する強力な癒しの効果
○ネガティブなエネルギーを無効化し、自信を取り戻す
■ダイヤモンド原石
ダイヤモンドは炭素のみでできており、地球の中心部近くでマグマの高圧に耐えて形成されました。
数ある宝石の中でも最も有名なダイヤモンド。存在する石の中で最も硬く、そして最も強く輝く石です。
ダイヤモンドはカットをした時点でその美しさと共に別の潜在するエネルギーが活性化されます。
そのエネルギーは強烈な2面性を持っており、持ち主の意識や願望をプラス面のみならずマイナス面も強化します。
それは原石の段階よりもはるかに強く、古くからダイヤモンドにまつわる言い伝えに悲惨な物が多いように、カッティング
されたダイヤモンドの扱いは注意が必要です。
その意味では、カットされてない原石は本来のダイヤモンドのエネルギーを持ち合わせつつ、他の石の特性を強める
絆的役割があり、とても穏やかな面を持つ石でもあります。
そして、永遠の絆を象徴し、持ち主を強力に守護する「ダイヤモンド原石」はパワーストーンの組合せをしたとき、他の
石たちを引き立てながらも、自分自身もキラッと光輝くその存在感は他の石には見られない独特なオーラを感じます。
〜ダイヤモンドのヒーリングパワー〜
○精神の明晰さ ○悪霊を払う ○持ち主の思念を強化、増大させる
○永遠の絆 ○必要な人間関係や富、財産を引き寄せる
○人生を成功に導く ○他の石の特性を強める
■ペリドット
ぺリドットは、古代では悪魔を寄せ付けないとして、魔よけの意味を持っていましたが、現代でも、オーラを保護する石
として知られています。浄化作用を持ち、毒素を解放して、肉体・霊体などの浄化を促してくれます。『古い荷物』過去から
持ち運んでいる不必要なものを解放させてくれます。美しい黄緑色が特徴の8月の誕生石、ペリドット。
この石は、宇宙から地球へやってくる隕石と同じような成分をしており、古代の人々は『太陽が爆発して飛んできた石』な
ど『太陽の石』として崇拝してきました。
夜に輝きを放つとされるペリドットは、暗闇への恐怖や妄想を吹き飛ばし、ネガティブなエネルギーから身を守る護符と
しても、活躍してくれるでしょう。ネガティブなエネルギーを取り除き、ポジティブなエネルギーをもたらしてくれます。
怒りや悲しみなどマイナスな感情におちいりやすい人などには心を癒し、明るく前向きに生きていけるようサポートし、
夢を実現させてくれるといわれています。途中、自信をなくしたり意気消沈してしまったとき、この石をアクセサリーと
して身につけてみてください。心が明るく太陽に照らされるように、ふたたび希望をもたらし向上心を復活させてくれるでしょう。
この石は、どんな時にも明るい希望と勇気をもたらしてくれますので、マイナスの感情にとらわれやすい人には、身につけて
お守りにすることをお勧めします。ペリドットは自由でオープンな面を引き出し、社交性やリーダーシップを養い、人間関係を
良い方向へ導いてくれるといわれています。
ストレスをやわらげ、持ち主の魅力を内面から美しく輝かせるサポートをしてくれますので、異性などからの注目度もアップ
することでしょう。また、ペリドットは知能と関係が深く、知恵と分別を与えてくれる石とされています。
まさに"太陽の石"といわれるごとく、ネガティブなエネルギーを取り除き、ポジティブなエネルギーをもたらしてくれます。
〜ペリドットのヒーリングパワー〜
○怒りや悲しみ、自信喪失などの感情を癒し、向上心を復活させてくれます
○どんな時にも明るい希望と勇気をもたらしてくれます
○知能が強化し、知恵と分別を与えてくれます
○社交性やリーダーシップを養い、人間関係を良い方向へ導いてくれます
■ジェード/ジェダイト(本斐翠)
古くから、世界各地のいろいろな民族が、『魔法の石』としてこのジェダイトを崇めてきたとされています。
ネイティブアメリカンは、この石に彫刻を施し『聖なる護符』とし、また、スペイン人は、中央アメリカ遠征の時に
この石を発見して以来お守りとして大切にしてきたといわれています。
翡翠の歴史では日本が最も古く、縄文時代から勾玉として使用されてきました。
翡翠は、『忍耐、調和、飛躍』を表す鉱物とされ、持つ人に大いなる叡智を授け、素晴らしい人徳を与えてくれると
いわれています。
落ち着いた冷静さと揺るぎない忍耐力を養い、災いや不運から持ち主の身の安全を守ってくれるでしょう。
不安で落ちつかない夜にも効果を発揮し、持ち主に平和な眠りをもたらしてくれるともいわれています。
冷静さや沈着さを高めてくれるため、自ら災害に巻き込まれることも防いでくれるでしょう。
また、東洋では古来より『あらゆる成功と繁栄』を象徴する石として大切にされてきました。
秘めた能力を開花させ、夢や目標を達成させる心強いサポートをしてくれるといわれています。
翡翠は、その豊富な色の原石が、美しい"翡翠"(カワセミ)をイメージさせることから"翡翠玉"と呼ばれるようになり、
その名前が中国から日本へと伝わってきたとされています。
古く中国では、五徳(仁・義・礼・智・勇)を高めるとされ、富豪らは正妻に翡翠を贈り、第二夫人にはダイヤを贈ったと
されています。また翡翠は玉(ギョク)と呼ばれることがあるそうです。
古来より玉(ギョク)には神秘的な霊性があると信じられ、神や皇帝などと結び付けられていました。
国王の座る椅子を『玉座』と呼ぶのは、そうした名残です。
この日本でも古くから『豊穣、生命、再生』をもたらすものと信じられ、また神聖な石であると同時に、「幸運の石」と
して大切にされてきたといわれています。
そうした、さまざまな伝承が残るジェダイト。東洋人には、特に深い歴史となじみをもつパワーストーンです。
○●○ジェダイトのヒーリングパワー○●○
新陳代謝を活発にして、腎臓や腹蔵などの病気の治療に効果があるとされています。
また、目の病気の治療や、体内に停滞した毒素を排除する治療に用いられたと伝えられています