■スキャポライト
スキャポライトはメテオナイトとマリアライトとの2種類の鉱物が交じり合った固溶体の鉱物で、無色や白色のものが多く
産出されますが、内包物によって黄やレモン色、紫、ピンク、グレー、ブラウンなど、まざまな色の物が存在しています。
良質なスキャポライトは研磨すると、透明に輝き、水晶系の鉱物と肉眼での見分けがつかないほどになります。
スキャポライトは柱状の結晶で産出されることから、ギリシア語で柱や棒を意味する「Skapos」と石の「Lithos」から
ブラジルの政治家であり、詩人、鉱物学者でもあるアンドラーダ氏によって名付けられました。
スキャポライトは見た目だけでなく、エネルギー的な傾向としても水晶系の石との関連性が非常に強いパワーストーンです。
スキャポライトのエネルギー特性は水晶系に非常に似ており、その力を一段階引き上げたようなパワーを持っています。
イエローのスキャポライトならシトリンと類似の力、更にゴールデンカラーのスキャポライトはシトリンクォーツのエネルギーを
1オクターブ高めたようなエネルギーを持ち、紫のスキャポライトならアメジス卜というように、色で対照する水晶系の
石の一段階高いパワーがあります。
スキャポライトは自分自身の核を認識させ、自分自身がどうあるべきなのかという問いに魂レベルで気付きを与える石です。
依存心を取り除き、精神的な自立をサポートしてくれる効果のあるパワーストーンです。
周りの状況や環境に左右されない芯の強さを与えてくれるとされ、自分自身の核を認識することにより、目標や夢を達成する
ため、障害を乗り越えていくために必要な成長をサポートします。
人生においての羅針盤のような役割を果たしてくれるパワーストーンで、目標に近づけるための正しい選択や進む方向を
示してくれます。
〜スキャポライトのヒーリングパワー〜
○依存心を取り除いて自立心を高め、強い意志や自己コントロール力をつける
○過去の記憶やトラウマを癒し、未来に対する不安を取り除いてゴールへ導く
○打ち込める趣味や楽しみを見つけて憂鬱な気分を明るくし、幸福感を得る
■トルマリン
トルマリンは、古代のシャーマン(呪術師)は、霊性を研ぎ澄ませ、多くのメッセージを受け取るために、好んでこの石を
身につけていたといわれています。また、ネイティブアメリカンは大自然の強力なエネルギーをもたらす石として崇め、
大切な儀式の際には『聖なるひらめきを与える石』として用いたと伝えられています。
トルマリンの両端はプラスとマイナスを帯電し、摩擦することでマイナスイオンを発生させるといわれています。
このマイナスイオンには、水や空気を浄化し、心身のストレスやイライラをやわらげてくれる効果があるといわれます。
心身を浄化し、精神との調和をはかり、安定させ、ストレスから持ち主を守ってくれるでしょう。
また、集中力や理解力を高めてくれるパワーも持ちます。
和名を『電気石』と呼ぶように、その両端にプラスとマイナスの電極をもち、加熱することにより静電気を帯びます。
古くからさまざまな民族の間で、神聖な儀式にはもちろん病気の治療にも用いられてきました。
この電気的な性質を発見したのは、アムステルダムの宝石商人といわれています。
日なたに置いてあったトルマリンが埃を引きつけているのを見て宝石商人たちは、その石をタバコの灰を吸い取るのに
使用したと伝えられています。埃を引きつけていたのは、この石が和名で『電気石』と呼ばれるほどの静電気です。
また、トルマリンに多く含有されたナトリウム、マグネシウム、アルミニウムは、金属をイオン化する特性が強いため、
マイナスイオンが発生するといわれています。
〜トルマリンのヒーリングパワー〜
○思いやりの心を育てる ○心に活力と勇気を与える
○エネルギーの変換機、活性化
○心身や環境エネルギーの浄化と純化
○環境的エネルギーや他人の感情に巻き込まれない強い意志を育む
☆特に内分泌系によく働きかけ、身体の活性化をはかり、のどの不調も改善する効果があるとされています。