■パライバクォーツ
パライバクォーツは、「ギラライト」(銅の珪酸塩鉱物)という青〜空色の鉱物が内包された水晶のことで、ブラジルのパライバ州
で産出し、その色合いが同産地のパライバトルマリンによく似ていることから、こう呼ばれます。
ギラライト・・・・・1980年に発見された銅の珪酸塩鉱物で、比較的新しい独立した鉱物になります。
色は青緑色の半透明の鉱物で、モース硬度は2の柔らかい鉱物になります。
パライバクォーツは大変珍しい石で、産出量も少ないこともあり、希少価値が高く非常に高価な天然石です。
クォーツ(水晶)の中に内包されるギラライトには、クォーツの中に一つ一つ粒状に浮かんだように見える形状と、
その粒が、重なり合って帯状に見えるものとがあり、それぞれに魅力があります。
また、どちらも半透明なモヤ状のインクルージョン(内包物)が混載していることが多く、幻想的な風情です。
特に、ネオンブルーやミントグリーンのジラライトインクルージョンの結晶が透明度の高いクォーツの中にふんわりと
浮かぶように入っているのものがハイクオリティーなパライバクォーツです。
パライバクォーツに代表されるギラライトを内包する水晶は、直観力を高め、インスピレーションによるアイデアが豊富になるために
社会的に積極的になれ、自己表現力を高め活発さも与えてくれ、自分の成長を助けてくれるパワーストーンともいわれています。
そして、神秘的なパワーもあわせ持っており、所有する人は周りからたいへん好かれ人気が非常に高まるといいます。
〜パライバクォーツのヒーリング効果〜
○ギラライトを内包した水晶は精神の安定をもたらし、おおらかな人格を与えてくれます。
○攻撃的な感情を鎮め、精神を落ち着かせて、安定した寛大な気持ちになります。
○直観力を高め、インスピレーションによるアイデアが豊富になり、自己表現力を高め活発さを与えてくれます
■アゼツライト
アゼツライトは石英の一種ですが、スピリチュアルな方、ニューエイジ系の哲学を追求している人には欠か
せない
ユニークな石英です。Heaven&Earth社の商標名になっており、アメリカ、ノースカロライナ州で
発見されましたが、
アゼツライトとしての産出は非常に稀少で現在はその鉱山も閉山しており、市場での 流通も少なく、入手も困難です。
アゼツライトは多くの「石」の中で、フェナカイトと共に最もハイ・バイブレーションの石として『最高のパワー ストーン』
と呼ばれるものの一つです。
水晶の仲間なので、もともとある水晶のパワーはすべて持っている上に、非常に純粋で、極めて高い振動数
を持ち、
心の中にある光を見出させ、その光を一層輝かせる、素晴らしい石です。
この石には宇宙的な光と強さの中に優しさ、気品、包み込むような愛、暖かさ、柔らかさを感じます。
元々波動を高く持っている方、スピリチュアルな関心の高いライフスタイルを持っている方、陰陽のバランスが
ニュートラルの方にとっては、初めてでも自然に身につけられる優しいパワーストーンです。
本来アゼツライトは非常に多次元的な石だとされていますが、この石は色々な意味での曇りを晴らす、
滞りを綺麗
にする力を持ちます。それは意識的なレベルであったり、身体のリンパの流れを綺麗にすると
言ったように、
ヒーリングストーンとしても大変有用な石です。
また、他のパワーストーンと一緒に身に着けると、そのパワーストーンのエネルギーを高めるようにサポートしてくれる
大変包容力のあるパワーストーンでもあります。
〜アゼツライトのヒーリングパワー
○穏やかで波動の高い生活を求めるときに有用です。
○心身のバランスを高いレベルで安定させたい時などに最適なヒーリングストーンです。
○他のパワーストーンのエネルギーを高めるようにサポートしてくれる包容力。
●ゴールデンヒーラー(ゴールデン・レイ)
ゴールデン・ヒーラーは、他の鉱物によって、金や明るい黄色に見える水晶の事を指します。
水晶が結晶完了後、表面に土中の鉄分やリチウム等の成分が付着したもの、
あるいは内部にインクルージョンされたものです。
鉄分が多いと、赤色がかり、リチウムが多いと、紫色に近くなり、更にマグネシウムが多くなると黄金色になり、
色により名前は異なり、黄金色のものを特に、ゴールデンヒーラーと呼びます。
ゴールデンヒーラーは産出量が少なく、希少なクリスタルで、ヒーリングの分野においてとても人気があります。
ゴールデンヒーラーのゴールドは、キリストのオーラの色と比例するといわれ、キリスト意識に繋がる瞑想に使われます。
第三チャクラに働き、自信や創造力を与えます。第三チャクラだけでなく、全てのチャクラのバランスを整えます。
〜ゴールデン・ヒーラーのヒーリングパワー〜
○多方面でのヒーリング効果(肉体面、感情面、スピリチュアルな面)
○体の病気、心の病などを抱えたとき、どうすれば良いかメッセージを与えてくれる
○自信を取り戻したり、創造性を与えて、本当に求めている意志と繋げてくれる
■スキャポライト
スキャポライトはメイオナイトとマリアライトとの2種類の鉱物が交じり合った固溶体の鉱物で、無色や白色のものが多く 産出されますが、内包物によって黄やレモン色、紫、ピンク、グレー、ブラウンなど、まざまな色の物が存在しています。
良質なスキャポライトは研磨すると、透明に輝き、水晶系の鉱物と肉眼での見分けがつかないほどになります。
スキャポライトは柱状の結晶で産出されることから、ギリシア語で柱や棒を意味する「Skapos」と石の「Lithos」から ブラジルの政治家であり、詩人、鉱物学者でもあるアンドラーダ氏によって名付けられました。
スキャポライトは見た目だけでなく、エネルギー的な傾向としても水晶系の石との関連性が非常に強いパワーストーンです。 スキャポライトのエネルギー特性は水晶系に非常に似ており、その力を一段階引き上げたようなパワーを持っています。 イエローのスキャポライトならシトリンと類似の力、更にゴールデンカラーのスキャポライトはシトリンクォーツのエネルギーを 1オクターブ高めたようなエネルギーを持ち、紫のスキャポライトならアメジス卜というように、色で対照する水晶系の 石の一段階高いパワーがあります。 スキャポライトは自分自身の核を認識させ、自分自身がどうあるべきなのかという問いに魂レベルで気付きを与える石です。 依存心を取り除き、精神的な自立をサポートしてくれる効果のあるパワーストーンです。 周りの状況や環境に左右されない芯の強さを与えてくれるとされ、自分自身の核を認識することにより、目標や夢を達成する ため、障害を乗り越えていくために必要な成長をサポートします。 人生においての羅針盤のような役割を果たしてくれるパワーストーンで、目標に近づけるための正しい選択や進む方向を 示してくれます。
〜スキャポライトのヒーリングパワー〜 ○依存心を取り除いて自立心を高め、強い意志や自己コントロール力をつける ○過去の記憶やトラウマを癒し、未来に対する不安を取り除いてゴールへ導く ○打ち込める趣味や楽しみを見つけて憂鬱な気分を明るくし、幸福感を得る
■ジェード/ジェダイト(本斐翠)
古くから、世界各地のいろいろな民族が、『魔法の石』としてこのジェダイトを崇めてきたとされています。
ネイティブアメリカンは、この石に彫刻を施し『聖なる護符』とし、また、スペイン人は、中央アメリカ遠征の時にこの石を
発見して以来お守りとして大切にしてきたといわれています。
翡翠の歴史では日本が最も古く、縄文時代から勾玉として使用されてきました。
翡翠は、『忍耐、調和、飛躍』を表す鉱物とされ、持つ人に大いなる叡智を授け、素晴らしい人徳を与えてくれるといわれています。
落ち着いた冷静さと揺るぎない忍耐力を養い、災いや不運から持ち主の身の安全を守ってくれるでしょう。
不安で落ちつかない夜にも効果を発揮し、持ち主に平和な眠りをもたらしてくれるともいわれています。
冷静さや沈着さを高めてくれるため、自ら災害に巻き込まれることも防いでくれるでしょう。
また、東洋では古来より『あらゆる成功と繁栄』を象徴する石として大切にされてきました。
秘めた能力を開花させ、夢や目標を達成させる心強いサポートをしてくれるといわれています。
翡翠は、その豊富な色の原石が、美しい"翡翠"(カワセミ)をイメージさせることから"翡翠玉"と呼ばれるようになり、その名前が
中国から日本へと伝わってきたとされています。
古く中国では、五徳(仁・義・礼・智・勇)を高めるとされ、富豪らは正妻に翡翠を贈り、第二夫人にはダイヤを贈ったとされています。
また翡翠は玉(ギョク)と呼ばれることがあるそうです。
古来より玉(ギョク)には神秘的な霊性があると信じられ、神や皇帝などと結び付けられていました。
国王の座る椅子を『玉座』と呼ぶのは、そうした名残です。
この日本でも古くから『豊穣、生命、再生』をもたらすものと信じられ、また神聖な石であると同時に、「幸運の石」として大切にされて
きたといわれています。
そうした、さまざまな伝承が残るジェダイト。東洋人には、特に深い歴史となじみをもつパワーストーンです。
〜ジェダイトのヒーリングパワー〜
○新陳代謝を活発にして、腎臓や腹蔵などの病気の治療に効果があるとされています。 ○また、目の病気の治療や、体内に停滞した毒素を排除する治療に用いられたと伝えられています。
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