アレキサンドライトは1830年、ロシア帝国ウラル山脈東側のトコワヤのエメラルド鉱山で発見されました。
当時のロシア皇帝アレクサンダー2世の誕生日に発見されたので、後にその名がこの石に名づけられました。
クリソベリルの一種で硬度8.5、酸化クロムを含有する鉱物です。
これはジェムストーンの中でも最も硬い硬度を持っており、ダイヤモンドやコランダムに次ぐ唯一のものです。
英国では貴婦人の輝石と言われて大変高価で優美な稀少なジェムストーンとして扱われてきました。
アレキサンドライトはロシアに加え、南アフリカタンザニア、スリランカ、ミャンマー、ブラジル、マダガスカル、
アメリカで発見されました。
その発見以来、アレキサンドライトはロシアでは幸運の石と信じられています。
石の呪術的な特性への信仰は科学と合理主義の興隆によって薄れましたが、アレキサンドライトだけは
19世紀の終わりになってもなお効果のあるタリズマンとして信じられた唯一のジェムストーンです。
アレキサンドライトの神秘的な特徴はカラーチェンジすることにあります。太陽光や蛍光灯の下では暗青緑色を、
白熱灯や蝋燭の明かりの下では鮮やかな赤から赤紫色に変わり、オールマイティな心身の癒し 明晰な思考や
無限の愛、自然の恵みを育むとされます
素晴らしい喜びのヴァイブレーションをもたらす、内的変化とスピリチュアルな発展のためのパワフルな
エージェントとなると言われています。
アレキサンドライトをメディテーションやストーンレイアウト、あるいはジュエリーとして用いるなら、
ハートチャクラ、サードアイ、クラウンチャクラ、これら3つのチャクラが統合されたものとして調和的に開くのを
促進させます。