■フローライト
天才の石とも称される事もあるフローライトは、大人になるにつれて固定化されてきた思考パターンや抑圧された
感情から自分自身を解き放つ為に働き、子供の頃の自由で無邪気な発想や思考力を高めてくれます。脳や海馬を
活性化させ、明晰性や記憶力を高める石でもあり、受験勉強の時などに持っていると頭の疲れを和らげるのに役立
ちます。 もちろん受験のお守りにもオススメです。また、問題解決を助ける石でもあり、悩みや迷いのある人に対して
目の前の霧を晴らすようにエネルギーを純化し、道を示す灯台のように解決の糸口を照らしてくれる石でもあります。
フローライトは色別にエネルギー的特性が多少異なります。あくまでも傾向としてですが、パープル系は明晰性や
感受性を高める傾向、グリーン系は癒し的に働き、グラデーションカラーのものは、想像力を高める傾向が強い
ようです。フローライトは非常にカラーバリエーションが豊富な石です。
グリーンやパープルを中心に自由に広がる色彩のグラデーションを持つフローライトは他の石には無い魅力を
持っています。原石の結晶の多彩さや美しさ等からも鉱物標本としての人気も高い石です。神秘的なパーティー
カラーの良質なフローライトをカッティングしたものは、宝石として見ても非常に美しいのですが、残念ながら
この石は硬度が低く、ちょっとした衝激にもかけやすい為、ジュエリーとして加工されることはほとんどありません。
フローライトの語源は、ラテン語で流れると言う意味の【fluere】で、和名の蛍石と言う名前はフローライトの破片を
真っ暗い場所で火にくべると、パチパチと音を立て蛍のように発光する事に由来するものです。
紫外線をあてると、発光するものもあります。このような蛍光現象は、このフローライトで最初に発見されました。
そのため、フローライトにちなんで、蛍光現象をフローレッセンスと呼ぶようになりました。
《フローライトのヒーリングパワー》
○頭の疲れをとり集中力と思考力、記憶力を高める ○受験のお守り
○抑圧された感情を解放し、ネガティブな感情を解消、自由を求める心を強める
○無邪気な発想と思考
■イギリス産フローライト
イギリス産イングリッシュフローライト原石は、紫外線(ブルーライト)で強く蛍光するのが特徴です。 英国北部のRogerley鉱山で産出される希少価値の大変高いイギリス産フローライトは、精霊の 愛を思い起こさせるような神秘的なエメラルド・グリーンの透明感溢れる結晶がとても印象的です。 特に、英国北部のロジャリー産のフローライトは、蛍光性が強いと言われていますが、この蛍光性は、 紫外線(UV)に反応し、グリーンの色合いがエッジに強いブルーの色合いを示しますので、ブラック ライトなどの紫外線でも、強い蛍光性を確認する事が出来ます。 その他の特徴としましては、グリーンの発色が非常に良く、結晶の形状もはっきりとしている事が 挙げられます、直角や鋭角に形どられ、丸みを帯びることはほとんどありません。 「天才の石」と称されるフローライトは、精神体と霊体とをつなぎ、思考力、理解力、集中力を養うことに長け、 深い意識の目覚めを促進させるサポートに長けているといわれていますが、暗闇を照らすように、落ち込みや 迷いに対して明るい光を差す「希望の石」とも称されています この石とコミュニケーションしていると、 その澄んだエネルギーが、マインドを落ち着かせてくれて、大変心地良い気分になってきます。 神秘的なパーティーカラーの良質なイングリッシュフローライトをカッティングしたものは、宝石として見ても 非常に美しいのですが、残念ながらこの石は硬度が低く、ちょっとした衝激にもかけやすい為、ビーズや ルース、そしてジュエリーカットとして加工されることはほとんどありません。
◆フローライトの色別特徴
フローライトは色のレパートリーが多い事で知られております。緑や紫色、黄色の色彩が多いですが、
ピンクや黒っぽいもの、水色のものもあります、また多色のグラデーションカラーもあります。
中でも濃いサファイア・ブルーのものは産出量が極めて少なく稀少です。
◆フローライト原石の形状
フローライトは世界各国で産出する鉱物で、形と色合いの美しさから鉱物標本としても特別な人気があります。
フローライトの原石はサイコロ形(6面体)の結晶が普通の形状ですが、8面体のものもあり、こちらは産出量が非常に少ないです。
宝石として8面体結晶として売られているものは、ほとんど6面体の結晶から人工的にカットされたものです。
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